2025/11/03
ミニカーとダイカスト
無いものは造れ!! その1
それは8月の暑い日曜日の午後。
何となくミニカー関連のニュースをスマホで見ていた時の事、トミカからなんと我が群馬県の聖地である【藤原豆腐店】の玩具が出るとのビッグニュース(僕にとっては)が目に入りました。既に解らない方には大変申し訳ございません。【藤原豆腐店】とは、我が群馬県が未だに観光資源としてしがみつく(失礼)、1995年から連載が始まった群馬を舞台とした峠の走り屋の漫画、【イニシャルD】に登場する主人公藤原拓海君の自宅です。アニメ化や映画化され、世界中で人気となった物語ですが、【藤原豆腐店】はその作中でも重要な場所として度々描かれています。
これは買うしか無いでしょ~と公式サイトへ飛ぶと、既に予約終了、困った時の各種NET販売サイトも既に2倍近い価格で予約受付・・・(涙)。諦めかけたその時に天からなにやらお告げが。
『手に入らないなら、自分で作りなさい。』
そのためにはまず、アニメを見直さなければなりません。そして、コミックで【藤原豆腐店】が出てくる場面も読み直してノートに大まかな図を描きます。そして図面化、間取りも考慮して創造を膨らませます。
プラ板とかプラ棒とか、プラモデル屋さんと100円ショップを行き来し、材料をそろえます。そしてついに仮組開始と思った矢先、テレビで豆腐屋さんの朝を紹介していて、豆腐づくりの映像を見てしまいました。そして思います。『今の間取りでは、秋名湖のレイクサイドホテルに届けるような豆腐は造れない・・・な』と。そこから設計変更です(笑)。最終的には建坪48坪、【藤原豆腐工場株式会社】に名称変更する位、大きくなってしまいました。という事で、2階の間取りを少なくして見た目を小さくして設計変更完了。
その後、アルミサッシやドア、雨戸やベランダやら玄関とかプラ棒を組んで半透明プラ板を貼りながら作って行きます。よくよく考えたらミニカーの据え物なのに凝り過ぎた感もありますが、売られた喧嘩は必ず買えと亡くなったばぁちゃんから言われていましたので、地道に作業を進めます。 外壁塗装用のペンキを塗って全体的なバランスを確認します。
さてさて、これは行けるかも知れない・・・と思ってしまったのが運の尽きという所でしょうか。 つづく。

仮組して間取りを確認します。

屋根を載せて

外壁塗装を施工して。

それらしくなってきました。















